今回の旅について
- 期間:1月5日〜1月18日(14日間)
- レンタカー走行距離:約1,100km
- 滞在拠点:龍郷町・こうりゅう館
- 主なポイント:手広海岸・今井崎・国直・小浜
- コンディション傾向:冬型で東シナ海側は荒れ、太平洋側はスモール〜腹サイズ中心
- ウェット:5ミリフルスーツ(真冬仕様)、3ミリジャーフル
冬の奄美大島。
毎日波があるわけではありません。
けれど、海を見に行き、風を感じ、夜は魚と酒を口にする。
1月5日(1日目)移動
朝早い便で奄美大島へ。板を預けるときはいつも少しだけ緊張します。
無事に受け取り、レンタカーに積み込んだ瞬間、ようやく島時間が始まりました。
午後、まずは手広海岸へ。サイズはスネほど。ピークには一人だけ。
岩混じりの地形を確認し、この日は無理をせず終了です。

夜はスーパーの弁当とそば。派手さはありませんが、旅の最初の夜にはこれくらいがちょうどいいのです。
1月6日(2日目)ノーサーフ
今井崎、鳩浜、大浜と回りました。
東シナ海側はうねりが強くクローズ気味。太平洋側は逆にまとまりきらない。
手広には数人入っていましたが、モモ〜腰ほど。
迷って、結局入らず。あとから少しだけ後悔しました。

1月7日(3日目)手広海岸・スネ
昨日の迷いを引きずったまま、午後に手広へ。
サイズは相変わらずスネ。けれどピークは私ひとり。
岩に当てないように慎重にテイクオフ。3メートルほど走れれば御の字です。
小波でも、海に立てば不思議と心は静かになります。
1月8日(4日目)ノーサーフ
太平洋側はフラット。北側はうねりが強すぎる。
自然の前では、できない日もあります。
展望台から海を眺めるだけの日。
それでも、水平線を見ていると時間が溶けていきます。
1月9日(5日目)今井崎・腰〜腹
初めて今井崎で入りました。
先端ピークにはローカルの方々。私は手前のブレイクで静かに混ざります。
ビジター同士で言葉を交わし、波情報を教えてもらう。
冬の奄美は、風向きと低気圧次第だと知りました。
グーフィーで腰〜腹。乗れれば気持ちよく走れます。
旅先での一本は、なぜか記憶に長く残ります。
1月10日(6日目)小浜方面・腰前後
少し足を伸ばして小浜方面へ。
岩の右で入りましたが、左のほうが良さそうに見えました。

夕方、大熊展望台から名瀬港を眺めます。
海に入り、陸から海を見る。両方あって旅は完成するのだと思います。
1月11日(7日目)ノーサーフ
東シナ海側は荒れ、太平洋側は波が立たず。
板は車に積んだまま、島をドライブしました。
1月12日(8日目)国直海岸・腹前後
今井崎は駐車場が満車。休日らしい光景です。
宿の方に勧められ、国直へ向かいました。

腹前後。ロングライドは難しいものの、形はきれい。
先に入った方の後を追うように沖へ出ました。
1月13日(9日目)今井崎・腰〜腹
この日は先端までパドル。600メートルほどでしょうか。
面はややざわついていましたが、グーフィーで長く走れる波。
以前話したビジターの方と再会。
昨日の夕方は頭半あったと聞き、少しだけ羨ましくなります。
1月14日(10日目)今井崎・腰
潮が引いてシャロー。足の裏に海底の近さを感じます。
少し怖い。でも、乗れればきれいに走れる。
旅先で出会った方と並んで波待ち。
名前も詳しい素性も知らない。ただ同じ海に浮いている。それで十分です。
1月15日(11日目)ノーサーフ
あやまる岬、用海岸をチェック。
最後に漁港でウミガメを見ました。

波には乗れなくても、海の生きものに会えた日。
それもまた、忘れがたい一日です。
1月16日(12日目)ノーサーフ
蒲生、佐仁をチェック。午後は宿のオーナーと釣りへ。
ボートから見た今井崎は、沖への流れがはっきりとわかりました。

釣ったスジアラを煮付けに。
白身は締まり、甘い。海に感謝して、焼酎を一杯。
1月17日(13日目)最終日
ウェットはすでに発送済み。
城、嘉徳、そして手広をチェック。

手広は腹サイズで賑わっていました。
滞在中で一番よさそうな日。少しだけ悔しいですが、それも旅です。
1月18日(14日目)移動
最終日。早朝に手広をチェック。腹、面はやや乱れ気味。
レンタカーを返し、空港へ向かいます。
板が載るかどうか、最後まで気が抜けません。
無事に預け、飛行機は北へ。
まとめ
冬の奄美は、毎日波があるわけではありません。
けれど、ポイントを回り、風を読み、地元の魚を食べる。
その繰り返しの中に、確かな豊かさがあります。
旅に出て、海に入って、夜は静かに飲む。
それだけで、人は少し優しくなれる気がします。
私はまた、静かな波を探しに奄美へ戻るでしょう。
